たのしいことしよう
今晩も彼は学生時代の友達と恩師と、飲み会で帰ってこない。(今日は終電で帰ってくると思う。)
さっきメールがあって、今日は帰りが何時になるかわからないそうだ。
私はご飯作って、洗濯掃除ゴミ出しをして、クリーニングに足繁く通って。シーツも枕カバーも洗っていたのにな。それが楽しかったのにな。
折角だから一人で楽しいことして寝ます。
彼からのメールの返事はありません。さみしいね。
ゆっくりおやすみ
本当は一緒にご飯を食べるはずだったのに、急に飲み会が入ったらしく彼と食事ができなかった。仕事だから仕方がない。でもやっぱり寂しいなあと思った。
寂しいという気持ちはなくならないのに、こういう気持ちを口に出したり彼に伝えるということは、相手にとって(特に男性にとって)とても心の負担になるらしい。こんな時でも私は明るく元気に朗らかに自分のために過ごすべきだし、そうしたことで彼のためになるのだ。それは私が今までの人生で学んできたことだ。
今日の夕飯になる予定だった豆腐ハンバーグは冷蔵庫に眠っている。明日も彼は飲み会だから、豆腐ハンバーグはいつになったら食べてもらえるのかしらと冷蔵庫でお休みしている。付け合わせのナスもピーマンも、サラダにするはずのキュウリもトマトもアボカドちゃんも、今日はゆっくりお休み。そのうち食べてあげるからね。私もゆっくり眠ろう。